この記事について

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パソコンの箱の中には何が入っているのか。ふと気になったので、主なパーツが何をしているのかを整理してみました。

パーツの名前だけ並べても分かりにくいので、机の上での作業にたとえながら見ていきます😊

パソコンの中身を一枚で

机の上にたとえると マザーボード(=机そのもの。全部をここに載せて繋ぐ) CPU頭:計算する メモリ机:いま使うもの ストレージ引き出し:保管 GPU絵を描く担当 電源ユニット(全体に電気を配る) ★メモリは電源を切ると消える/ストレージは残る——ここがいちばん大きな違い
パーツ役割たとえると
CPU計算・判断をする作業する人の頭
メモリいま使っているものを置く作業机の広さ
ストレージずっと保管しておく引き出し・書庫
マザーボード全部を繋ぐ机そのもの
GPU映像を作る絵を描く専門の人
電源電気を配るコンセント

CPU(頭脳)

命令を受け取って計算する、パソコンの頭脳です。IntelとAMDが主なメーカーです。

  • コア数 … 同時に作業できる人数。多いほど並行して処理できる
  • クロック周波数(GHz) … 1人あたりの手の速さ
  • キャッシュ … 手元に置いておくメモ。よく使うものを近くに置いて速くする

「コアが多ければ速い」とは限りません。1つの作業しかしないなら、コアが増えても手は増えません。動画の書き出しのように分担できる作業ではコア数が、ゲームのように順番に処理する作業では周波数が効いてきます。

メモリ(作業机)

いま開いているファイルや動いているアプリを置いておく場所です。作業机の広さにあたります。

机が狭いと、いちいち引き出しにしまって出してを繰り返すことになり、全体が遅くなります。「アプリをたくさん開くと重い」の正体はこれです。

容量目安
8GBWebを見る・書類を作る程度なら足りる
16GB一般的な用途ならまず困らない
32GB以上動画編集・3DCG・仮想環境・機械学習など

ストレージ(引き出し)

データを電源を切っても消えない形で保管する場所です。大きく2種類あります。

HDDSSD
仕組み円盤を回して磁気で記録電子的に記録(動く部品なし)
速さ遅い速い
容量あたりの値段安い高い
衝撃弱い強い

いまはSSDが主流です。パソコンの起動やアプリの立ち上がりが目に見えて速くなるので、古いパソコンでもここを替えるだけで体感が大きく変わります。

★メモリとストレージの違い

「どちらもデータを置くところ」なので混同しやすいのですが、役割はまったく違います。

★いちばん大きな違いは「電源を切ったら消えるか」
メモリは消えます。ストレージは残ります。
だから作業中のファイルは保存するまでメモリの上にしかありません。「保存し忘れて消えた」というのは、机の上に広げたまま片づけられてしまった状態です。
メモリは速い代わりに高く、容量も小さい。ストレージは遅い代わりに安く、大容量にできる——この差から役割が分かれています。

マザーボード(土台)

すべてのパーツを載せて繋ぐ基板です。CPU・メモリ・ストレージ・GPUはここに挿さります。

目立たない部品ですが、組み合わせられるパーツを決めてしまうので重要です。CPUを挿す形(ソケット)や、対応するメモリの規格が決まっているため、マザーボードを選んだ時点で、載せられるCPUとメモリの範囲が決まります

GPU(映像担当)

映像を作る担当です。CPUに内蔵されているものと、独立した部品として挿すものがあります。

  • 内蔵GPU … CPUに含まれる。省電力で安いが、性能は控えめ
  • 独立GPU(グラフィックボード) … 専用の部品。ゲームや3DCGにはこちら

GPUが得意なのは同じ計算を大量に、同時に行うことです。画面の何百万という点をいっぺんに塗る作業がまさにそれで、同じ性質からAIの計算にも使われるようになりました。

電源ユニット

コンセントの電気を、各パーツが使える形に変えて配ります。足りないと動かないので、GPUを載せ替えるときは容量の確認が要ります。

地味ですが、ここが不安定だと原因の分かりにくい不調(急に落ちる、再起動する)に繋がります。

冷却

CPUやGPUは計算するときに熱を出します。放っておくと壊れるので、熱くなりすぎると自動で性能を落として身を守ります。

「最初は速いのに、しばらく使うと遅くなる」という症状は、冷却が追いついていないことが多いです。ほこりが詰まっているだけ、ということもよくあります。

デスクトップとノートの違い

デスクトップノート
パーツの交換しやすい難しい(メモリ・SSDも直付けのことが多い)
性能同じ価格なら高い抑えめ(熱と電力の制約)
冷却余裕がある厳しい
持ち運びできないできる

ノートは限られた空間と電力で動かす必要があるため、同じ名前のCPUでもデスクトップ版より性能が抑えられていることがあります。

まとめ

  • CPU=頭、メモリ=机、ストレージ=引き出しと考えると分かりやすい
  • メモリは電源を切ると消える、ストレージは残る。ここがいちばん大きな違い
  • コアが多い=速い、とは限らない。分担できる作業かどうかで効き方が変わる
  • SSDへの交換は、古いパソコンでも体感が大きく変わる
  • マザーボードは載せられるパーツの範囲を決めてしまう
  • 「使っていると遅くなる」は冷却が追いついていないことが多い

中身が分かると、遅い理由に見当がつくようになります。パーツを選ぶときも「どこを強くすれば効くのか」が考えられるようになりました😊

それでは、今回はここまで。最後までありがとうございました😊