eight(えいと)
組み込み系エンジニア(現役)。仕事では主にC言語とマイコンを扱っています。センサーやモーターの制御、限られたメモリの中でどう動かすか、といったところが日々の守備範囲です。
その一方で、3DCGやローカルLLM、ゲームエンジンのように仕事では触らない領域にも「何か作りたい」という思いがあり、2025年1月にこのブログを始めました。ブログのタイトルが「何か作りたいエンジニアの奮闘記」なのは、そのままの意味です。
うまくいったことだけでなく、つまずいた過程や外れた予想もそのまま書くようにしています。同じところで詰まった人が検索でたどり着いたとき、役に立つのはむしろそちらだと思うからです。実際、「動かなかった」「予想が外れた」という回のほうが、書いていて発見が多くなります。
このブログで書いていること
調べて紹介するだけで終わらせず、手元の機材で実際に動かして測ることを軸にしています。記事には実測値と、読んだ人が同じことを再現できる手順・コードを載せています。扱っているのは主に次の6つです。
- ローカルLLM・AI:自分のパソコンでAIを動かす話。速度・精度・メモリ消費の実測、量子化で何がどれだけ劣化するのか、自作のAIエージェントへの機能追加など(AI・機械学習)
- PCパーツとハードウェア:統合メモリと専用GPU、NPU、エッジAIチップなどを実機で比較しています。カタログの数字と実際に出る数字が食い違う場面をよく扱います(PCパーツ)
- 3DCG・ゲームエンジン:Blender / Unity / Unreal Engine を条件を揃えて並べて試す回。レンダリング時間、Geometry Nodes、新機能の答え合わせなど(3DCG/Unity/Unreal Engine)
- Mac環境とゲーム:Apple Siliconで何がどこまでできるのか。互換レイヤー、Game Porting Toolkit、仮想マシン、ネイティブ対応の見分け方など(Mac/ゲーム)
- 組み込み開発:本業の領域です。QEMUを使ったベアメタル開発、RTOS、組み込みRust、RISC-Vなど(プログラミング)
- アプリ開発:Flutter・Swift・Python で、同じものを別の道具で作って比べる回。ライブラリやDLLといった、普段は意識しない土台の話も書いています
記事を書くときに決めていること
技術記事は、書き方ひとつで簡単に「それらしいけれど再現できないもの」になってしまいます。そうならないように、次のことを自分への決まりごとにしています。
- 数値は自分で測ったものを載せる。他所の数字を引用するときは出典を明記します
- 測定の条件を必ず書く。機材・バージョン・設定が違えば数字は簡単に変わるからです。同じ条件を再現できるように、コマンドやスクリプトもそのまま載せています
- 予想が外れたらそのまま書く。外れた理由まで追えたときが、いちばん面白い記事になります
- 「動いた」と「意図した経路で動いた」を区別する。画面上は成功していても、想定と違う仕組みが働いているだけ、ということが実際に何度もありました。ログで経路を確認してから結論を書きます
- 専門用語は初出時に補足する。用語が多い回は、本文の前に「用語集」の章を置いています
- 間違いが分かったら、過去の記事に訂正を追記する。消さずに、どこがどう違っていたかを残します
検証に使っている環境
記事の実測はすべて、次の2台のどちらか(あるいは両方)で行っています。両方で測ると、片方だけでは出てこない結論が見えることが多いです。
- Mac:Apple M4 / メモリ32GB(統合メモリ)。Metal・Core ML・Apple Silicon まわりの検証はこちら
- Windows ミニデスクトップ:Ryzen 7 7840HS(内蔵GPU Radeon 780M)/ RTX 3060 を OCuLink で外付け。CUDA・DirectX・重い3Dレンダリングはこちら
- そのほか、マイコンボードやQEMUなど、記事ごとに必要な環境を用意しています
よく読まれている記事
はじめてお越しの方は、このあたりから読んでいただくと雰囲気が伝わると思います。
- Whiskyの使い方とインストール手順〜MacでWindowsゲームを動かす【開発終了後の選択肢も】〜
- BlenderのGeometry Nodesでプロシージャルな街を自動生成してみた
- PythonとMediaPipeで画像認識を試す〜顔・手・姿勢のランドマーク検出(Tasks API版)〜
- Apple純正のGame Porting Toolkitを使い倒す〜開発者向けツールで普通に遊べるのか〜
- Whisky亡きあと、Macで無料でどこまで遊べるのか〜ゲーム画面に一度も辿り着けなかった記録〜
これまでの歩み
- 2025年1月:ブログ開設。システム開発やプログラミング入門の記事から書き始めました
- 2025年5月〜2026年4月:仕事の都合で更新が止まっていた期間です
- 2026年5月:更新を再開。このときから「調べた話」ではなく「実際に動かして測った話」に軸を移しました
- 2026年8月現在:記事は95本。ローカルLLM、Macでのゲーム、Blender、組み込みを中心に書いています
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